のぞみプランニングレポート
Nozomiplanningレポート・令和4年11月号
撮影地
京都府京都市
撮影者
髙見 梨恵
撮影者コメント
醍醐寺にはみ仏様に捧げるお花を生けるため『醍醐未生流』という
生け花が伝わっています。私が通っていた大学は醍醐寺と提携していて、
醍醐寺から派遣された先生から生け花を習っていました。
未生流は、天・地・人を型として、すべての生き物は天地の恵みのおかげで、
万物の中に人間は存在するという考え方に加え、陰陽五行説を取り入れた
宇宙観を表現しています。
お花の先輩たちは大学を卒業しても他府県から研鑽を積むために通われて、
普段は優しいのにお花を生けるときは凛々しくてとてもすてきでした。
先生はとても気さくでお菓子を作ってくださったり、私の自由な表現をほめて
伸ばしてくださって、楽しい時間でした。
醍醐寺を訪れるたび、学生時代を思い出します。