琵琶湖の対岸から、頂に雪を残した比良山を菜の花越しに見る。
私のふるさと近江の春はまた格別です。
司馬遼太郎も「私はどうにも近江が好きである」と公言し、
「街道をゆく」では始まりの地として選んでいます。
昔は分からなかったその魅力ですが今では、山と花と、湖のある風景を見ると、
そわそわするような、懐かしいような、不思議な気分になります。